悲しい治療の中断

2000年(平成12年)

ケンちゃんの治療は平成12年10月から、平成13年2月25日までの計38日、約100時間あまりになりました。少しずつ色覚が向上し33枚中30枚分からなかった検査表が残り8枚分からないまでに向上したのです。
本当でしたらケンちゃんはこのまま脳力アップをし続け、普通の人と同じ色覚に向上したでしょう。しかし、平成13年2月25日、私たち親子を始め多くの人々に惜しまれながら、目白メディカルクリニックは閉鎖されました。

遺伝だから治らないという固定観念が覆られないまま、世界で唯一色覚異常が治る施設であったこのクリニックは閉じなければいけませんでした。

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