2000年(平成12年)
きっかけは長男ケンちゃん(現在24才)が保育園年長の時でした。
保育園の担任の先生から指摘を受けたのです。「ケンちゃんは色の名前が分からないみたいです。」と。紫色と青色を間違えたという。
私の父(ケンちゃんの祖父)が色覚異常と知っていたので予測できたのですが、現実を突きつけられて初めて実際の自分達の問題として、色覚異常の事を考えることができました。
(高校の生物の授業で色覚異常は伴性遺伝なので、私の場合、男の子が生まれたら1/2の確率で色覚異常の子が生まれるとわかっていたのですが゙‥‥。)
2019年(平成31年)今思うこと
今、息子ケンちゃんは、24才社会人2年目となり、だいぶ仕事にも慣れできたでしょう。色を見分ける事に対して(表面的には)不自由なく過ごせています。
これも、この時の保育園の先生が息子にしっかり寄り添い、息子の個性を見ていてくれて、みんなとの違いに気づき私に教えてもらえた事のお蔭だと思うのです。その先生には今でもとても感謝しています。
それは本当に幸運な事でした。この事をきっかけに、色覚異常が改善する機関が無くなる前ぎりぎりに、私達は間に合い、色々な問題に気づく事が出来たのです。
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